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安心宣言

☆天体望遠鏡 豆知識☆

☆望遠鏡の性能
望遠鏡は、倍率が高くなるほど良く見えると思いがちですが、
それは誤りで、望遠鏡の性能は倍率より対物レンズ(主鏡)の有効径で決まり、
有効径が大きいほど暗い星や細かいところが良く見えます。

☆適正倍率
天体望遠鏡は倍率が高いほど細かいところまでよく見えると思われがちですが、
同じ口径の場合、ある程度以上に倍率を高くしても像が暗くなり、
ボケて見にくくなり、細かいところまで良く見えるようにはなりません。
この限度を最高倍率と言い、口径をmmで表した数の2倍くらいです。
例)口径が60mmなら120倍、口径100mmなら200倍
一般の観測では、口径をmmで表した数からその半分くらいの倍率が
最も観測に適した倍率(適正倍率)となります。

口径60mmから100mmの望遠鏡でどの程度見えるか(目安)
天 体 倍 率 見 え る 程 度
40×〜150× 無数のクレーターや山脈、海の凹凸
水星 60×〜100× 三日月形がわかる
金星 60×〜100× 満ち欠けや大きさの変化が分かる
火星 90×〜150× 大接近の時、うすい模様が見える
木星 70×〜150× ガリレオ衛星、しま模様が見える
土星 70×〜150× 環や本体のしま模様が見える
二重星 40×〜150× 100個以上見える
変光星 30×〜50× 10等級以上のもの約500個
星雲・星団 20×〜100× 200個以上見える

☆反射式と屈折式比較
どちらの方が良いとは、一概には言えません。
それぞれの説明を下記の表にカンタンにまとめました。
天体望遠鏡選びの参考にしてください。

天体望遠鏡 用語
☆反射式 ガラス表面をメッキした反射鏡(凹面鏡)を利用し光を集め、
斜鏡で反射させ、接眼レンズで拡大させる望遠鏡。
屈折式と比べて、
望遠鏡の性能として重要な集光力・分解能が優れたものを比較的安価に入手可能で、
色収差が無く、星雲・星団などの微光天体や、惑星の細部の観測に適しています。
鏡筒内の乱気流により像が乱れやすい。
調整部分が多い。
コマ収差のため広い視野をとれません。
☆屈折式 レンズを利用し光を集め、接眼レンズで拡大させる望遠鏡。
反射式と比べて
調整部分が少なく、鏡筒内の空気の動きが少ないため像が安定し
コントラストの良い視野が得られます。
反射式では発生しない色収差が若干出る。
同じ口径を入手する場合、反射式より価格が割高になります。
☆色収差 ガラスの屈折率が光の波長(色)によって異なるために生じる収差で、
単レンズでは赤色光と紫色光で像のできる位置が変わってしまいます。
☆コマ収差 レンズにななめに入った光線が一点に集まらずに、
尾をひいた彗星のように見える収差で、
反射望遠鏡に広視野のアイピースを使った時に周辺でみとめられます。
☆有効径(口径) 対物レンズや主鏡の枠でかくされた部分を除いた実際に
使われている部分の大きさを直径で表したもの。
有効径が大きいほど、光をたくさん集めることができ、明るい視野を得られます。
☆焦点距離 対物レンズの中心または、
主鏡の反射面の中心から像をむすぶ焦点までの長さを焦点距離と言います。
☆口径比 有効径(口径)と焦点距離に比で、1:15のように表わされます。
数値が小さいほど、明るいレンズであることを表します。
☆集光力 肉眼に比べて、何倍の光を集めることができるかを集光力と言い、
有効径(口径)が大きくなる程、光を集める能力(集光力も大きくなるので
暗い星まで見えるようになります。
☆分解能 どのくらい接近した二つの星を見分けることができるかという能力を分解能と言います。
同じ二重星を見た場合、大口径の方が星像がシャープで、二つの星がよく分離します。
☆倍率 肉眼にくらべ、何倍に拡大されて見えるかを倍率と言い、
倍率=対物レンズの焦点距離÷アイピースの焦点距離により求められます。
☆極限等級 どのくらい暗い星まで見えるかを言い、何等星で表します。
有効径(口径)が大きくなるほど、暗い星まで見えるようになります。
☆経緯台式架台 星の動きに対して左右、上下の2方向を動かすことにより星を捕らえながら使用します。
自由に手軽に扱うことができ、どなたにも使用できます。
初心者の方や学習用として最適です。
☆赤道儀式架台 星の動きに対して、ハンドル一つの操作で星を捕らえ続けることができます。
長時間観測や写真撮影などに最適ですが、使用前に極軸の設定が必要です。
☆自動導入 見たい星をコントローラーで入力すると、望遠鏡が自動的に対象を捉えます。
☆自動追尾 最初に北極星に軸を合わせることで、星の動きを自動追尾します。
※追尾できるのは星のみとなります。惑星はダメです。

☆よくあるご質問
Q: 初めて使うのですがどれを選べば良いですか?

A: お子さまが一人でご使用の場合、
  取り回しの楽な小型の機種になりますので、
  ナシカ M300ミザール TS-70
  パソコンに接続して観察もされるのであれば、
  Kenko SW-IPCSW-IIPCなどがおすすめです。

  中高生、大人の方がご使用される場合、
  KENKO SW-VPCSW-VIPCミザール LTH-150などで初めて頂き、
  興味を持って本格的に観測される場合、ステップアップして上級機に進んで
  いただければ良いかと思います。